How to? 任意売却の流れと注意するポイント
ここでは、任意売却をすると決めたその後の手順、やるべきこと、その際注意が必要なポイントを解説していきます。
- 住宅の価格査定とローン残高の確認
価格査定は主に不動産会社が行いますが、自社の利益のため甘い査定をする危険があります!
- 債権者との交渉―任意売却の同意を得る
債権者の要求と売却の実現性を考慮して慎重に売却価格を決めなければなりません!
- 売却活動をはじめる
住み続けながら内覧希望者の対応をすることもあります!
- 売買契約、決済・引き渡し
債権者との細かい交渉次第では引っ越し代を得られることもあります!
- 残債への対応
経済状況に沿った返済プランを練ります!
任意売却する際は、住宅の売却価格より残りのローン金額が上回っている状態(この状態をオーバーローンといいます)かどうかを知る必要があります。
そのため、まずは住宅の価格査定を、不動産会社に依頼して行います。この時、不動産会社は自社の利益のため、実際より甘いシミュレーションを提示してくる可能性がある点に注意しましょう。あなたが損をすることを避けるには、任意売却の実務経験と知識がカギになります。このようなリスクは、任意売却の専門会社や、不動産会社の任意売却取り扱い部門へ依頼すれば、ある程度回避できます。
価格査定は主に不動産会社が行いますが、自社の利益のため甘い査定をする危険があります!
任意売却に際しては、債権者(銀行などの金融機関)へ事前に相談し、任意売却を行うこと、また売却する価格についても了承を得る必要があります。信憑性のある査定を行い、売却の実現性を考慮した価格で、債権者に了解してもらわなければなりません。この点でも、不動産会社などのその道の専門家が果たす役割は重要です。
債権者の要求と売却の実現性を考慮して慎重に売却価格を決めなければなりません!
任意売却における住宅の売却活動は、通常の売却とそれほど違いはありません。
ただし、注意したいのは、任意売却が可能な期限があることです。具体的には、ローン返済ができなくなってから、競売の入札が始まる前までの間です。大体、住宅ローンを滞納し始めてから3〜12ヶ月といわれています。
また、ほとんどの任意売却は自宅に住みながらの売却活動になりますので、内覧希望者への対応などでスムーズな対応が求められます。
任意売却には期限があります!また住み続けながら内覧希望者の対応をすることもあります!
売買契約は通常の住宅の売却と同様の手続きになります。
また、決済時には債権者である金融機関との条件調整があり、ここでの細かい条件のすり合わせがとても大切です。円滑に住宅を引き渡すため、売却代金の一部を引っ越し代として融通してもらうなどの取り決め事項を明確にしておきましょう。
債権者との細かい交渉次第では引っ越し代を得られることもあります!
任意売却では必ず残債が出るので、これを返済していかなければなりません。とはいえ、任意売却ができても、その人の経済的な余裕が劇的に改善されるとは限りません。返済のペースにも限界があるでしょう。そうしたことも考慮し、ここで債務者の経済状況や返済のペースを鑑みて、債権者との間で毎月の返済額を決定します。債権者側も残債の支払いについて予測した上で任意売却を了承するため、無理な返済を要求されることは少ないと言われています。
経済状況に沿った返済プランを練ります!
このように、任意売却では債権者との交渉や細かい手続きがハードルとなります。任意売却の実務経験と知識を備えた専門家に依頼すれば、スムーズな売却が可能です。複数の専門会社を比較しながら、あなたの望む生活に適したパートナー選びをする必要があるでしょう。
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