このような解決事例があります
ここでは実際に任意売却をされた方の事例をご覧いただけます。ご自分に近い状態のケースを参考にすると、あなたの任意売却成功のポイントがわかります。
事例１
持病で転職し給与が下がって、住宅ローンの支払いが厳しくなったS様
解決方法 任意売却と債務整理で負担を軽減！
10年ほど前の新築戸建て購入当時は、年収が1,000万円ほどあったそうで、ご家族に不自由ない生活をさせてあげられていたとこちらのお客様。しかし、実績を積み昇進していくにつれて、営業ノルマの追及が厳しくなっていき、精神状態が悪化してしまいました。
そしてついにはうつ病を発症し、療養のため転職をせざるを得ない状況になったそうです。
転職で収入が激減すると、S様はいままでの貯蓄を切り崩しながら住宅ローンの支払いを続けました。貯金が底をつきはじめると、返済に間に合わせようとカードローンを利用しはじめました。そのような状況を続けていくうちに、ご家族との関係が悪化して持病の治療も上手くいかないままになっておられたのです。 そして、住宅ローンの返済にも行き詰るようになり、任意売却を検討して当社にご相談いただきました。
サポートの内容と結果
S様の状況を確認したところ、年収が住宅の購入当初と比べ半分以下になっていたため、住宅ローンを払い続けることは不可能に近い状況でした。なので、任意売却の手続きを進めていくことをご提案しました。
また、住宅ローンの返済に回すため利用していたカードローンも、借入額が大分膨らんでいたため、こちらの整理の必要があることをお伝えし、早めに弁護士と面談することをお勧めするとともに、債務整理を行なう上でのメリット・デメリットをお話ししました。
住宅ローンに関しては、滞納から3ヶ月程経過していたので、この先通知が届くたびに当社へ連絡をしていただくことをお願いし、通知書類を参照してより詳しいS様の状況を踏まえた提案をいたしました。 こうして、任意売却と債務整理を同時進行させることで、S様の返済負担を大幅に軽減することができました。
お客様の声
住宅ローンとカードローンの返済で苦しむ日々だったのですが、相談したところ、私の状況における問題点が何かを一から説明してくださり、任意売却と債務整理のメリット・デメリットの双方を理解した上で、住宅の任意売却と債務の任意整理を提案いただけました。現状の把握と解決方法があることがわかり、家族にも伝えたところ、私の持病、経済状況の悪化でぎくしゃくしていた家族仲が改善されてきたように思います。 方向性が見えてきたことで、不安がだんだん解消されていきました。
解説
S様のように、順調だった経済状況がやむを得ない事情で、いきなり悪化してしまうことは誰にでも起こりえます。苦しい事情が重なると、自力で解決するエネルギーは湧きません。 なので、ご自分の経済状況が悪化して今まで通り住宅ローンを返済できなくなってしまったときは、放置せず早めにどなたかにご相談されることが大事だと思います。
事例２
一度は断られたリースバックが成功し、任意売却後も自宅に住み続けられたE様
リースバックで、他債務の返済資金も得られました！
住宅売却後もそのまま自宅に住み続けられる、リースバックという制度をご存知でしょうか。こちらのE様は、ご自宅のリースバックを検討中でしたが、最初に相談された業者と条件の折り合いがつかなかったとのことで、セカンドオピニオンとしてご相談にいらっしゃいました。
まずは、状況を確認したところ、E様は収入が年金のみで貯金を切り崩して生活されている上、銀行やカードローン、車の債務があるため、状況を改善させたいとのご要望でした。 具体的には、買取価格が600万円以上、今後の家賃は7万円以下の2つがご希望の条件でした。
サポートの内容と結果
債務整理と家計改善を強く希望されていたため、最初はリースバックよりも通常の任意売却をご提案しました。
しかし、ご自宅は趣向を凝らした仕様で、E様の思いのつまった住宅であることが確認できました。そのため、やはり今後も住み続けられるリースバックを採用することになりました。
次に、E様の具体的な収支を確認したところ、収入は年金とアルバイト代で月に約22万円、支出は債務の返済が月に約11万円でした。収入の残りの約10万円を生活費や保険、税金の支払いにあてると考えると、支出を抑える必要性が明確になりました。
車はリース契約であったため、リース期間満了まで支払い続け、後に買取するようご提案した上で、銀行とカードローンの債務は、リースバック成約による売買代金入金後に一括返済し、月々の返済額を圧縮することをお勧めしました。
肝心のリースバックは、買取価格が650万円、賃料が月5万円で成約しました。 これにより、金融機関からの債務と住宅の固定資産税の支払いがなくなり、ゆくゆくは車のリース代も払わなくてよくなるので、家計が少し楽になります。
お客様の声
定年後に貯金を切り崩しながらいつもお金に不安を抱える生活を送っていました。
しかし、貯金にも限界があり、収支を改善する必要性をひしひしと感じていました。何とか経済状況をよくする方法はないものか調べるうちに、リースバックというしくみを知ったのです。
最初に相談した会社では、私の状況だとリースバックは難しいといわれ、もう家を売るしかないと思っていたところ、理想を超える条件を提示していただきました。 リースバックを適用できたため、家を売っても住み慣れた自宅に住み続けられましたひ、ローンの支払いの目途も立ち、大満足です。
解説
このケースのお客様は年金生活で徐々に家計が悪化されていました。しかし今後、さらに年金をあてにした生活は難しくなることが予想されております。老後を意識した資産形成の必要性が取り沙汰されていますが、そう簡単にはいきませんし、すでに年金生活をされている方はより今後の生活に不安を抱かれているでしょう。 そのような場合、今お持ちの自宅を売却して金融資産に変えつつ、そのまま自宅に住み続けられるリースバックの検討をされることをお勧めします。
事例３
住宅ローンと税金の滞納の多重債務にお悩みだったM様
任意整理で滞納していた税金も一緒に清算！
年金生活で住宅ローンの返済が厳しく、今後の生活が不安とのことで、任意売却のご相談にいらっしゃったM様。
まずは、M様の収支や債務の状況を伺うと、月々の住宅ローンの支払いが8.5万円で残りの返済期間が10年弱と、家計を圧迫していて今後の生活が不安とのことでした。
また、債務についてさらにお話しいだいたところ、なんと税金の滞納が500万円ほどに膨らんでいました。年々滞納額が増加していて途方に暮れておられたのです。 現在、年金収入のみで仕事もリタイアされていることを考えると、滞納した税金と住宅ローンを自力で完済することは厳しく思われました。
サポートの内容と結果
E様は多額の税金を滞納していて、清算を急ぐ必要がありました。なぜなら、税金は滞納した際の延滞税が高利であり、個人再生や自己破産といった債務整理をもってしても、減免されないという特殊な事情があるからです。
そこで、ご自宅の査定を実施したところ、売却することで住宅ローンや税金、他の債務、売却諸費用が全て支払える金額で売却できそうだと判明し、そのように進めていくことになりました。
また、今回はすでに住宅ローンを滞納していて、遅延損害金等で債務が増えるリスクもあったため、早急に売却が可能な適正価格を見極める必要がありました。 そのため早速ご自宅を売りに出し、またすぐに買い手が見つかったことでスムーズに任意売却を完了し、被害を最小限に抑えることができました。
お客様の声
借金や生活費のやりくりで、住宅ローンの支払いが滞りはじめ、後回しにしていた税金の滞納額は予想外に延滞税が高額だったこともあり、多額の税金が未納になっていました。どうにもならず、不動産の売却で何とか身辺整理できないかと相談したところ、私が抱える債務全体を解決するためのプランを親身になって考えていただけました。家も競売に掛けられる前に相場の価格で売ることができ、代金を債務返済に回すことができました。 質問にも適切なアドバイスをいただき、滞りなく債務を清算することができ、大変感謝しています。
解説
税金の滞納は、経済状況をより悪化させるかなり危険な事ですが、他の債務と違いスピード感がゆっくりなため、つい支払いを後回しにしてしまいがちです。しかし、一旦税金が差し押さえられると、任意売却の難易度が上がる可能性があります。
そのため、早急に適正価格で自宅を売却することが重要になります。このような場合に、まず高めの価格設定をし徐々に下げていく方法を取ると手遅れになりかねません。そこで、お客様個人の債務状況に合わせて任意売却するノウハウの有無が成功の鍵になるのです。 税金や住宅ローン、他の借金の滞納などがある場合は、一般の不動産会社ではなく債務問題に詳しい任意売却の専門家への相談をお勧めします。